黄色い涙 【初回限定版】 [DVD]カテゴリ:
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価格:8190円
時代は1963年。漫画家の栄介は、阿佐ヶ谷に住む歌手の章一、画家の下川、小説家の竜三に協力してもらい、重い病の母親を東京の大病院に運ぼうとしていた。これをきっかけに仲がよくなる4人。それでも目指す道がちがうと、散り散りになっていった。ところがぞれぞれ思うように運ばす、栄介の部屋をたずねてきた。再会を喜ぶ4人は共同生活を開始する。
嵐の5人が出演した昭和を舞台にした青春映画。二宮和也演じる栄介を中心に、3人の青年(相葉雅紀、櫻井翔、大野智)たちの何気ない日常が描かれる。仕事にあくせくするわけでもなく、夢を追いかける日常はノンビリ過ぎてゆく。青年たちのなんとなく気があって、なんとなく一緒にいるという居心地のいい空気が、そのまま“
嵐”のイメージにだぶる。ものすごいスピードで過ぎていく21世紀の速度とは、まったくちがったノンビリした昭和の時間。その時代に青春を送った人には懐かしいだろう。犬童一心監督は
嵐の個性をうまくいかし、誠実で心地よい作品に仕上げた。ただ松本潤は、米屋で働く勤労少年の役で、共同生活の仲間ではなく、本作では助演。ファンは少々物足りないかも? 共演は香椎由宇、菅井き・・・
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Jストームは、例えば懐かしの渡辺プロダクション製作ムーヴィーのような「いい加減さ」(良い意味も込めて・・・)がなく、基本的に本気であるところがよい。本作もIMJという映画製作のトップランナーと組んでいるし、他作品も黒澤プロやROBOTなど気合いの入った布陣で作っている。そして何といっても犬童一心(!)である。犬童組は「ジョゼ」のような若手俳優陣のアンサンブルから「死に花」のような団塊ワールドまでを撮りあげる、見事な仕事で知られる。対して嵐はアイドルの中でも少し「学術風」の匂いがする面子であり、二宮和也や松本潤は映画に対する真摯な姿勢で知られる。その組み合わせは非常に楽しみであったが、結果は「水準」くらいのレベルと思う。嵐の5人は魅力的だし、脇を固める香椎由季、田畑智子も犬童組らしい役回りで安心して観ていられた。本作をアイドル映画として見れば星5つかもしれないが、少なくともクリントと真っ向から組んだ俳優・二宮和也の主演作品として見ると、妥協が多いのでは。ストーリーからいえば「ジョゼ」のような毒気がもっと出てよかったし、香椎由季の「堕ち方」も普段の犬童監督だったらもっと露骨だったのではない・・・