デジタルビデオカメラ
『ビデオカメラ』より : ビデオカメラとは、ビデオ動画を撮影するためのカメラ。ビデオカメラ(カメラヘッド)と録画部(ビデオデッキ)が一体化したものについてはカムコーダ参照。
レンズを通した映像を、古くは撮像管、現在ではCCDイメージセンサ CCD撮像板などの個体撮像素子に結像させ、それを電気信号である映像信号 ビデオ信号として出力する。信号は、画面を細かく区切っていきそれを端から時系列に並べたものとなる。画面の区切り方は、ビデオ信号の規格に従う。
最初に開発されたビデオカメラは撮像管と機械式シャッター(回転円盤によって機械的に画面の一部を撮影していくもの)を組み合わせたものであった。次世代のビデオカメラは、撮像管に画面の一部を切り出す機能を搭載し機械式シャッターを追放したものとなった。更にその次世代は、撮像管を廃して半導体による撮像板を採用している。
ハイビジョン
NTSC標準テレビ放送に対し走査線が2倍以上あるため、高精細な画像である。画面の縦横比(アスペクト比)は人間の視野に合わせて標準(4:3)よりも横長な16:9である。
日本では2008年現在、2種類の放送規格がある。衛星放送(BS/110度CS)のデジタルハイビジョン(ISDB ISDB-S)と、地上デジタルハイビジョン(ISDB-T)である。なおBSアナログハイビジョン(#MUSE方式の概要 MUSE)は2007年9月30日に終了した。
本格的な研究は東京オリンピック後にNHK放送技術研究所で始められ、1972年には国際電気通信連合 ITU-R(当時はCCIR)に規格提案が行われた。
1980年代に入ってビデオカメラ、高精細ブラウン管、ビデオテープレコーダ、編集制作機器などのハイビジョン映像信号対応機器が開発され実用化の準備が整い始めた。ハイビジョンの愛称もこの頃から使用され始めている。1982年にはデジタル技術を用いて帯域圧縮を行い放送衛星のトランスポンダ1波の伝送帯域でアナログ放送を行うMUSE方式(Multiple Sub-Nyquist-Sampling Encoding system)が開発され、これを用いたBS放送が1989年から実験放送として開始。更に1994年からは実用化試験放送が開始された。