地上波デジタル
『地上デジタルテレビジョン放送』より : 地上デジタルテレビジョン放送(ちじょう - ほうそう)は、地上(陸上)のデジタル方式の無線局により行われるテレビジョン放送の事。地上波デジタルテレビ放送の日本に於ける名称で、地デジと略される事もある。
地上デジタルテレビジョン放送は、1953年に放送が開始された地上のテレビジョン放送を、UHFチャンネル(13〜52ch 53〜62chは2012年まで暫定使用される)を使ったデジタル方式に置き換えるものである。2003年に東京、名古屋及び大阪の3大都市の一部地域から放送が開始され、2006年12月までに全都道府県庁所在地と主要都市で、2010年までに全国ほぼ全地域に拡大し、日本全国での受信を可能にする予定である。
ハイビジョン
NTSC標準テレビ放送に対し走査線が2倍以上あるため、高精細な画像である。画面の縦横比(アスペクト比)は人間の視野に合わせて標準(4:3)よりも横長な16:9である。
日本では2008年現在、2種類の放送規格がある。衛星放送(BS/110度CS)のデジタルハイビジョン(ISDB ISDB-S)と、地上デジタルハイビジョン(ISDB-T)である。なおBSアナログハイビジョン(#MUSE方式の概要 MUSE)は2007年9月30日に終了した。
本格的な研究は東京オリンピック後にNHK放送技術研究所で始められ、1972年には国際電気通信連合 ITU-R(当時はCCIR)に規格提案が行われた。
1980年代に入ってビデオカメラ、高精細ブラウン管、ビデオテープレコーダ、編集制作機器などのハイビジョン映像信号対応機器が開発され実用化の準備が整い始めた。ハイビジョンの愛称もこの頃から使用され始めている。1982年にはデジタル技術を用いて帯域圧縮を行い放送衛星のトランスポンダ1波の伝送帯域でアナログ放送を行うMUSE方式(Multiple Sub-Nyquist-Sampling Encoding system)が開発され、これを用いたBS放送が1989年から実験放送として開始。更に1994年からは実用化試験放送が開始された。