カテゴリ:音楽 お勧め度:
価格:2730円
映画とクラシック音楽の取り合わせによるオムニバス盤が、これまでにどれだけ作られたことだろう。それはひとえに「お気に入りの映画の中で流れていたあの曲を聴きたくて…」と思う人の多さゆえだ。そこに加わった本盤は、アカデミー賞の受賞作品にどんな曲が使われていたのかを、年代順に見ていくようなつくりになっている。フランス国歌や初めから映画音楽として作曲されたものもまじっているが、ほとんどの収録曲はよく知られたクラシック音楽の名曲だ。 全22曲のうち19曲が、アカデミー賞で最も注目度の高い「最優秀作品賞」を受賞した映画に使われていたもの。強く印象を残すトラックは、エレーヌ・グリュモーの独奏によるラフマニノフ作曲「ピアノ協奏曲第2番」(映画『グランド・ホテル』より)。第3楽章の一部しか収録されていないが、エレガントで流麗な演奏が素晴らしく、もっと続きを聴きたくなる。ブックレットにアカデミー賞の歴史や歴代映画興行収入など、映画ファン向けのデータを豊富に掲載しているのもうれしい。(松本泰樹)
ユーザーコメント数:3件
クラシック音楽というと、難しい感じで、どうも苦手に思っていたけれど、アカデミー賞作品賞に使われている映画音楽としてのクラシックということで、「どんな曲だろう」と思い、聴いてみた。「これって、映画用の曲じゃなくて、クラシックだった。」と映画音楽だと思っていた曲の多くと再会。聴いていると熱烈な映画ファンであるからいくつかの場面を思い起こして涙も出てしまった。「マンドリン協奏曲」にはダスティン・ホフマンのフレンチトースト、沈みかけるタイタニックの船で演奏される賛美歌、そして「ティファニーで朝食を」のムーンリバーのピアノの音色を一瞬聴いた途端に、たまらなく、感動してしまった。添付のブックレットには、非常に細かい映画、クラシック曲の解説、アカデミー賞の全履歴など、参考書の用な内容で、カラー解説の見栄えも、なかなか美しく、好きだ。ということで「クラシック」苦手という僕もこのアルバムを聴いてクラシック、映画音楽をもっと知りたくなりました。



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