圧力鍋
圧力鍋(あつりょくなべ)とは、空気や液体が逃げないように密封した容器内で、あらかじめ決められた圧力で調理するための器具である。圧力釜とも呼ばれる。
水の沸点は圧力が高くなるにつれて上昇するため、圧力鍋の内部の温度は沸騰の前であっても100℃以上となる。鍋の種類などによって差異はあるが、およそ2気圧、120℃程度になる。この高温により、食物を早く調理することが可能となる。調理時間は3分の1から4分の1になる。例えば、刻みキャベツは1分、新鮮な緑豆は5分、小から中サイズのじゃがいも(200gまで)は約5分、丸ごとの鶏肉は25分以下となる。長時間の蒸し煮、とろ火での煮込みの効果を短い時間でシミュレーションするためにも用いられる。
圧力
圧力(あつりょく)とは、物体の単位面積にかかる力のこと。単位はパスカル(Pa)。
転じて個人や法人に何らかの力を背景にし影響力を強めることを指す。圧力団体。
圧力をかけたり変化させたりすることで、以下のような性質を示す物質がある。
沸点、融点の変化
: → 相図
結晶構造の変化
: 圧力によって物質の構造が変化する物質がある。→ 構造相転移
電荷の発生、電気抵抗の変化
: 圧力を加えることで物体の表面に電荷が生じたり(圧電効果)、電気抵抗が変化したりする。
: ピエゾ素子 圧電素子はガスレンジの着火装置などに利用される。
磁化の変化
: 圧力によって磁化の強さが変化する。→ ビラリ現象