ワイヤレスCRMカテゴリ:単行本 お勧め度:
価格:2520円
携帯電話やPDAなどの
ワイヤレス携帯機器の普及に伴い、企業がCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)をどう変えていくべきなのかを説いた本である。 「顧客情報の流通と応用によって、すべての顧客とのコンタクトを最大限に活用する方法を学ぶ」というCRMの本質は
ワイヤレス時代になっても変わらないが、モバイル機器は時間と場所の制限を受けず、顧客はいつでもどこでも情報にアクセスすることができるようになるため、これからのCRMは「顧客本位」にしなければならない、と著者はいう。そして、この顧客本位の
ワイヤレスCRMには、「瞬時のアクセス性」「(他社に比べ)一貫した卓越性」「いつどこからでも注文できる」「いつどこにでも配達できる」という4項目が必須だという。さらに、これを実現させるのは技術の問題ではなく、トップがリーダーシップを発揮して今すぐ行動することである、と著者の主張は明快である。
ワイヤレス時代の到来によるビジネスの方法論や各業界の変化などが描かれているが、その内容のうち、日本ですでに実現しているものも少なくはない。実際、本書中に「モバイル先進国」の事例としてiモード・・・
ユーザーコメント数:1件
「ワイヤレス時代においては、今まで以上に顧客中心主義のCRMが必要だ」という要旨は納得できる。しかしながら、ただそれを訴えるために類似したビジネス実例を何十も羅列するのは蛇足だと言わざるを得ない。全体の構成も論理的にクリアーではない。論理的に書けば50ページ程度で表現できる内容だと思われる。(実際は300ページ以上)もうひとつ気に掛かったのは「携帯電話への傾倒ぶり」。他のワイヤレス機器やPCに対する絶対優位性の証明がされていないため、すんなりと同意できなくなっている。忙しいビジネスマンには推薦できない書籍である。