食道癌
食道癌(しょくどうがん)は、食道に発生する上皮性由来の腫瘍(癌腫)である。
病期分類は、国際的に多くの腫瘍で用いられる通りTNM分類によって行われる。
扁平上皮癌(食道の粘膜上皮細胞がガン化するもの)
日本では全体の90%以上を占める
腺癌(食道腺の細胞がガン化するもの)
上記とあわせると食道癌全体の95%以上を占める。
X線や内視鏡検査によって以下のように分類される。
0型 表在型
0-I 表在隆起型
0-II 表在平坦型
0-III 表在陥凹型
進行型
1型 隆起型
2型 潰瘍限局型
3型 潰瘍浸潤型
4型 びまん浸潤型
5型 その他
2007年4月に食道癌取り扱い規約第10版が出版されており、現在はこれに基づいた病期分類がなされている。取り扱い規約による分類は詳細なリンパ節転移の評価を要する。欧米では現在2002年に提示されたUICC第6版が用いられるが、日本でも非手術症例などではこの分類が用いられることがある。
手術
ファイル:Surgeons at Work.jpg thumb アキレス腱の手術
手術の目的は、病態の制御および失われた機能の回復である。直接的ではなく間接的に治療に繋がる手術もある。
:病巣を切って取り除く手術が、局所の炎症や腫瘍に対して行われる。虫垂炎に対する虫垂切除術、胃癌に対する胃切除術など。
:組織 (生物学) 組織や器官の形を整える手術が、障害部位の機能を改善するために行われる。狭心症に対する冠動脈バイパス術、鼠径ヘルニアに対するヘルニア根治術など。
:自己もしくは他人から採取した組織・器官を移植 (医療) 移植する手術が、障害された機能を回復するために行われる。慢性腎不全に対する腎移植術、広範囲熱傷に対する植皮術など。
:内視鏡や画像診断などの非侵襲的方法で診断が確定できない場合に行われる。