怪談
怪談(かいだん)とは、怖さや怪しさを感じさせる物語の総称。日本古来のものを限定して呼ぶ場合もある。中でも、四谷怪談・皿屋敷・牡丹灯籠の三話が、日本三大怪談とされている。怪談は「夏の風物詩」とされるが、真冬の怪談もまた趣深いものである。
元来、死に関する物語、妖怪、怪物、あるいは怪奇現象に関する物語は民話伝説、あるいは神話の中にも多数存在するから、そのような物が原型となった物であることは十分に伺える。
それらを題材にまとまった姿で残っている物としては、「雨月物語」が有名である。また、四谷怪談や番町皿屋敷のように歌舞伎の題材にも取り上げられ、ひとつのジャンルを構成していた。現在の感覚における古典的な怪談はこれに基づく物である。落語にも怪談物がある。
落語
落語(らくご)は近世期の日本において成立し、現在まで伝承されている伝統的な話芸の一種。衣装や道具、音曲を極力使わず、身振りと語りのみで物語を進めてゆく独自の演芸であり、高度な技芸を要する伝統芸能でもある。
本来「落語」とは落語家が行う演目(ネタ)のなかでも滑稽を中心とし、落ち 落ち(サゲ)を持つ「落とし噺」(おとしばなし)のことを指したが、現在では人情噺・芝居噺をも含めた総称として用いられる。
寄席や演芸場(ホールともいう)の興行で演じるプロを落語家 落語家(噺家)と呼び、戦前までは彼らの多くが興行収入の歩合(割 (寄席) 割)によって生活を保障されていたが、今日は芸能プロとの契約により生活している者も多い。