魔王
魔王(まおう)とは、悪魔・魔物の王のこと。
本来は仏教用語で、六道輪廻世界観において欲界の第六天にあたる他化自在天にあり、仏道修行を妨げる「第六天魔王波旬」のことを指す(天魔の項を参照)。
後にその他の神話や伝説における邪悪な神格の頂点、もしくは悪魔や怪物、妖怪などの頭領の呼称として幅広く使用されるようになる。尊称、もしくは魔王の中の魔王を指す呼称として「大魔王(だいまおう)」がある。日本においては特にキリスト教におけるサタン(ルシファー)の訳語として用いられ、時に「魔王サタン」などと称される場合がある。英語のthe Devilや:en:Archenemy archenemyに相当する山北篤、佐藤俊之監修『悪魔事典』新紀元社 2000年 ISBN 4-88317-353-4。
ダンテ
『ダンテ・アリギエーリ』より : ダンテの肖像はラファエロの原画による。
ダンテ・アリギエーリ(”Dante Alighieri”、1265年 − 1321年9月14日)は、イタリアの都市国家フィレンツェ生まれの詩人、政治家。
代表作は彼岸の国の旅を描いた叙事詩『神曲』および詩文集『新生』。
イタリア文学最大の詩人とされ、ルネサンスの先蹤とも言われる。
ダンテは1265年、北イタリアのトスカナ地方にあるフィレンツェ市で、金融業を営む小貴族アリギエーロ・ディ・ベッリンチョーネ・ダリギエーロとその妻ベッラの子供として生まれた。先祖には、第2回十字軍に参加して1147年に戦死した曽々祖父カッチャグイーダがいる。ダンテは生後、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂#サン・ジョヴァンニ洗礼堂 聖ジョヴァンニ洗礼堂で洗礼を受け、「永続する者」の意味を持つドゥランテ・アリギエーリ(”Durante Alighieri”)と名付けられた。「ダンテ(”Dante”)」は、ドゥランテの慣習的短縮形である。