コーム
『櫛』より : 櫛(くし)は、髪をといたり、髪を飾ったりする道具。英語でコーム (comb) と呼ぶこともある。
櫛は通常は板状であり、長辺の片方に等間隔に切り込みが入れられている。切り込みに髪を通すことで髪をとく。切り込みと切り込みの間の部分のことを「歯」と呼ぶ。鼈甲・ツゲ・竹・象牙・マユミ・合成樹脂などで作られる。
櫛は、同音の串と同じく、「霊妙なこと、不思議なこと」という意味の「奇(く)し」「霊(くし)び」が語源である。
髪をくしでといて整えることを、古い表現では「梳(くしけず)る」と言う。同じく髪をとく道具にブラシ(ヘアブラシ)があるが、櫛が板状であるために歯が一列に並んでいるのに対し、ブラシは歯に相当するものが毛などで作られていて複数列あるという違いがある。